――消防設備とは
消防設備というのは、消防法によって定められた設備ですね。大きく分けて消火設備、警報設備、避難設備というものがあります。それらの設備によって建物の火災の、被害を最小限に抑えるというようなものですね。
――建築設備とは
建築設備というのは、これは建築基準法上の決められた設備があります。防災とは関係ない物も有りますが、換気・排煙・非常照明・給排水っていう4つの設備になります。建築基準法上の設備というのは、その建物で健康的に暮らすのに最低限必要な設備というものを決めているんです。その設備の維持管理状態が大丈夫かどうか、機能できるかどうかっていうものの検査が建築基準法上の検査になります。
――防火設備とは
防火設備というのも、その建築基準法上の設備なんです。先ほどの建築設備はいわゆる設備器具なんです。防火設備というのは火の延焼を食い止めたりするものです。例えば防火戸とか防火シャッターとかそういったものが主な物です。
――防火戸とか防火シャッターの点検検査とは
例えば火事が延焼しないようにするために、例えば面積を計測します。その建物、ビルがこう床面積がずっと広いと、ずっと火事が広がっちゃうじゃないですか。それを広げないために、例えば1000平米未満で区画する、3000平米未満で区画するとかそういったことです。もう建物の構造上というか、そういったものを作っているものがあるんですね。それがちゃんと維持されているかどうか、というものを見たりしています。
――防災商品としては消化器交換が多い
防災用品は消火器とかそういったものの販売がメインになります。これは、本当は防災物品で、非常食とかそういったものも扱えればいいんですけど、まあネットで買ったほう安いので(笑)。点検で不備があったものを交換します。